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新聞って朝刊のみで購読できるの?値段が違うのはなぜ?

新聞の朝刊のみを購読

新聞って朝刊のみ購読できるの?
値段はどうなるの?

 

 

新聞の値段って、定価が決まっていると思ってたけど、値引きしている所もあるって聞いたこともあるし、いったいどうなっているんでしょうか?

 

 

試しにインターネットで、「新聞の値段」や「○○新聞の購読料」と検索してみてください。

新聞には、セット版統合版という種類があって、それぞれ値段が違うことがわかります。

 

 

もしかしたらあなたは、家計を節約したいので、「夕刊を止めたら、購読料は安くならないの?」と考えているのではありませんか?

 

 

もし夕刊をそれほど読まないなら、少しでも新聞代を節約したいのは、主婦のホンネですよね~!

 

 

そこで、今回は、少しわかりづらい新聞の値段についての、あなたのギモンを・・・

  • 新聞の値段っていくら?
  • 朝刊のみの値段って決まっているの?
  • 「統合版」と「セット版朝刊のみ」の値段が違う理由は?

 

の順で、わかりやすく解決しますよ(^^)v

 

 

あなたがこれを知れば、新聞の値段に関する悩みも解消して、気持ちもスッキリすることでしょう!

 

 

それでは参りましょう!

 

 

新聞の値段っていくら?

 

まず、新聞には地域によって中身が違うことを知っておきましょう。

 

簡単なところでは、地方面の内容が地域によって違うことはだれでも知っていることですよね?

 

他にも、人口が多い都市圏では、夕刊があるのは当たり前のことなんですが、中には、夕刊が届けられない地域もあるんです。

 

そういった地域は、1日1回朝刊の時間帯に新聞が届けられます。

その新聞のことを、日経新聞では全日版と呼び、一般紙では統合版と呼んでいて、どちらも意味は一緒なんですよ。

 

 

そして全日版、統合版が配達されている地域を統合地区、朝夕刊どちらも配達されている地域をセット地区と呼びます。

 

そこで以下に、各新聞の全日版・統合版、セット版の月ぎめ購読料をまとめてみました。

 

主な新聞の購読料比較(2021年7月現在)

全日版・統合版セット版
日本経済新聞4000円4900円
読売新聞3400円4400円
朝日新聞3500円4400円
毎日新聞3093円4037円
産経新聞・東日本地区(新潟県・長野県・静岡県より東)3034円セット版なし
産経新聞・西日本地区(富山県・岐阜県・愛知県より西)3034円4037円
産経新聞・九州・山口県地区3085円セット版なし

 

※朝日新聞は2021年6月10日の社告で、2021年7月1日からの値上げを発表しました。
セット版は4037円→4400円
統合版は3093円→3500円
に変更となります。
毎日新聞も値上げの噂がありますが、今のところ確実な情報がない状況です。
分かり次第、こちらでもお知らせします。

 

 

産経新聞だけ、独自の販売エリアを決めているようです。

 

東京では、産経新聞だけ夕刊がないんですね!

 

 

これらを踏まえて、「朝刊のみ」の値段を考える上で、まずあなたがやるべき事は・・・

  1. あなたが住んでいる地区が、セット地区なのか統合地区なのかを知る(※1)
  2. セット地区であれば、新聞販売店に値段の交渉をする(※2)

ことです。

(※1)あなたが現在夕刊を取っているか、過去に取っていたか、もしくは夕刊を取ったことがなくても、まわりのお宅が夕刊を取っているとか、夕刊の配達を近所で見かけるなど、いずれかに該当すれば、あなたが住んでいる地区はセット地区です
すぐにわからなければ、あなたのお宅の最寄りの新聞販売店に、「この辺りはセット地区、統合地区のどちらですか?」と聞けば早いです

(※2)朝刊のみの価格は、基本的に販売店が独自に決めています。なので、値段交渉は可能です。

 

 

 

さてここまでで、「セット版地区と統合版地区で新聞の値段が違う」ということがわかりました。

でも、あなたが住んでいるセット地区では、朝刊のみの値段がいくらなのか?が、少しわかりにくいですよね?

 

そこで、次の章では、セット地区の朝刊のみの値段について詳しくお伝えしていきますね。

 

 

朝刊のみの値段って決まっているの?

 

先ほど、セット地区において、朝刊のみの値段は、販売店が独自に決めていると言いました。

 

大抵の場合、その地区には「現地会」という、各新聞社が集まって、現地ルールを決めている組織があるんです。

 

そして、その現地ルールに則って、その地区の朝刊のみの値段が決められていることが多いです。

なので、同じ地区で、新聞社間の値段の違いは基本的にはないんですよ。

 

 

ここで、セット地区における朝刊のみの値段のパターンを挙げてみました。

    • 朝夕刊セット料金から100円引き=3937円、4300円など
    • 朝夕刊セット料金から200円引き=3837円、4200円など
    • キリの良い値段で3800円、3900円、4000円など

 

私の経験上、このパターンに当てはまる地区が多いようです。

 

 

この値段を見て、あなたにはこんな疑問がわいてきませんか?

統合版は、同様に朝刊のみなのに、値段が3093円とか3400円とかでしたよね!

一方、セット地区で朝刊のみにしたら、上のパターンのように、3800円~4300円という価格帯でした。

 

同じ朝刊のみなのに、なぜこうも統合版地区とセット版地区の値段に差があるのでしょうか?

 

もしかしたら、セット地区では、差額をぼったくられているのでしょうか?

 

 

実は、これには理由があるんです!

 

 

そこで、次の章では、その理由をわかりやすく説明していくことにしますね!

 

 

「統合版」と「セット版朝刊のみ」の値段が違う理由は?

 

統合版セット版朝刊のみも、どちらも朝刊として配達されるので、同じものと思ってしまいますが、実はまったく違うものなんですよ( ゚Д゚)!

 

そもそも新聞という商品は、朝刊と夕刊がセットになってはじめて成り立つものなんです。

 

各新聞社は、ある事件や出来事を時系列的に報道することが使命です。

 

記事の1つ1つは、朝刊から夕刊へ、夕刊から朝刊へ、つながっていきます。

 

なので、新聞社は、購読者(あなた)が朝夕刊セットで新聞を取っていることを前提として、新聞記事を編集しているんですよ。

 

しかし、これには例外があって、人口が少ないなど、夕刊の需要が極めて低い地域は、夕刊が売れません。

夕刊の戸別配達を維持するのも大変です。

そこで、新聞社は、そういった地域を「統合版地区」と決めて、統合版の新聞を配達するようになったんです。

だから、統合版の新聞は、夕刊が元々ないという前提で編集されているんですね。

 

例えば、1つの記事を1日分にして伝えるといったイメージです。

 

 

極端な話、編集を締めきった直後に、重大事件が起こったとしても、新聞の記事に載るのは、翌日になってしまうというデメリットが統合版にはあるということ。

 

 

以上のことから、統合版とセット版朝刊のみは、中身がまったく違う商品だとわかりました!

っていうか、新聞社側からすると、「セット版朝刊のみ」という商品自体が、そもそも存在しないということですね。

 

商品が存在しないということは、価格も当然ありません。

 

 

この「朝刊のみ」というのは、セット版地区で「どうしても夕刊が必要ではないので、止めてほしい!」という購読者のために、”便宜上設けられているだけ”という制度に過ぎないんですよ。

 

 

以上が、「セット版朝刊のみ」の値段が、販売店もしくは、現地ルールに基いて独自に決められていることの理由となります。

 

 

セット版地区の新聞販売店としては、「朝刊も夕刊もお届けする」ことが、本来の仕事なので、値段を引くことはありえないのですが、通例的に「感謝の気持ち」として値引きしているのが、現状となっています。

 

なので、私たち購読者は、「新聞は朝刊と夕刊が揃ってはじめて、完全な商品なんだ!」と再認識しなければなりませんね。

そして、「そもそも統合版とセット版は中身が違うので、値段も違うんだ!」と思うようにしましょう。

 

 

さいごに

 

地方から、都会に引っ越してくると、夕刊の存在自体にビックリするのに、ましてや、値段まで違うとなると、だれでも最初は戸惑ってしまいますよね。

 

でも、これであなたも値段の違いについて、良くわかっていただけたのではないでしょうか?

 

もし、値段の交渉がうまくいかなくても、次の記事のテクニックを参考にして、少しでもお得に新聞を購読してくださいね!

参考記事
⇒ 新聞を少しでもお得に契約するコツ!どんな景品・おまけがある?

 

昨今、新聞を読む人が減っていると言われていますが、残念で仕方がありません。

 

時代が変わったからと言ってしまえばそれまでですが、紙の媒体ならではの良さもあるので、私はこれからも新聞とインターネットの両方を有効に活用していきたいです。

 

あなたも、そう感じていただけたら、すごく嬉しいです。

 

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